食べるための移動しかしてない北海道 その2 しょうが醤油でメンチカツ
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2017年6月の出来事です。
海外旅行に行って屋台で食べ歩きをしてもお腹を壊したことのないわたし。
それなのに前日にまさかの胃痛に見舞われて悔しい思いをしたのですが、翌朝はおなかが空いて目が覚めました。元気!
普段の旅は、宿の種類が旅館だと朝食付にして、ホテルだと食事なしが基本です。
今回は朝食なし。海鮮系の朝ごはんをいただけるお店を検索しまくったけど、千歳で朝営業の海鮮店が見つけられなくて。全国チェーンの和洋ファーストフード店はあったのですがー。
結局札幌で探しました。
さすがの大都会札幌、市場付近に海鮮が売りの美味しそうなお店がたくさん有って直前までどこがいいか迷って直感でこのお店に伺いました。
桑園のマルサン亭さん。
宿からお店まで片道1時間程かけてのこのこ行きました~☆
6月後半だったのに、6時前に千歳駅発だったせいか、めちゃくちゃ寒くて、凍える!凍える!と思いながらいやまぁ口に出てたのでしょうが移動。道中見かけた地元の方はフリースやニットを着用なさってて……。冬装備で来るべきだったかと反省しました。
凍えつつ7時過ぎに無事にお店に着きまして、冷えきった体を温めるためにまずはカニ汁。
丼のサイズは直径20cmはあったのですが、これで350円でした。すごい。
ほどよく体が温まったところで、初夏ですし?北海道ですし?ウニ様でしょ?とオーダーしたうに丼さんが来ました。これはムラサキウニですね。
小丼サイズではありましたが、ウニ様がびっしり敷き詰められておる!
ガンさんは季節の海鮮丼だったかな。基本地物で、時期的にボタンエビだけロシア産との説明でした。マグロはたしか戸井産とのこと。
めっちゃ豪華やん……。
サイズ感が分かりやすいように並べてみました。ブレてる><
こうして見ると海鮮丼のボリュームがすごいのがよく分かりますなぁ。
「ウニお裾分けします」と言ったら、あるからいいよ、つぶ貝食べな、と、つぶ貝(紫蘇の後ろにある)をくださってコリコリで美味しくて、ほんで、ぷちぷちの魚卵好きだからその黄色いやつ2~3粒頂戴と言ったらどうぞどうぞと一口分。やっぱりこの人は人にあらず、菩薩でした。
ミョウバン不使用のうにさんはお口の中でとろけまして、黙々と食べきってしまった。
なんで食べると無くなっちゃうの;;をここでも実感しました。
当然ながらお味はどれもうっほうっほ!でしたよ❤
印象に残っているのは、他の観光客と思しきお客様がイカのお造りをオーダーしたときに、「ごめんなさいねぇ、今はいいイカが揚がってなくて、お出し出来ないんですよ^^;」と、お店の方が対応なさってたことです。
観光客相手だったら適当なイカの刺身を出してもばれなさそうなのに、魚介類を取り扱うお仕事に誇りを持ってらっしゃるんじゃろなぁと感じて、直感でこのお店にしてよかったぁ、ひーっひっひっひ、ってなりました。
満腹後、少し市場を見学して、うわー安いねぇ持ち帰りたいけどクーラーボックスないもんねぇ、とウィンドウショッピング@魚市場を楽しんで、また1時間程かけて千歳に戻りました。
なんでそのまま小樽に行かずに戻ったかって言うと、昼食で行きたいお店を千歳で見つけてしまって!
11時開店なので、その前にワイナリーをぶらぶらして、イオンで焼きそば弁当を2ケース買い込んで、職場のばら撒きお土産用に発送しやした。飛行機に預けられる範囲のサイズと重さだったのですが、さすがに持ち帰るのは、ねぇ。
想定してたよりも送料が安かったので、今後ばら撒き用のご当地物は大手スーパーで買って発送した方がいいような気がしています。
焼きそば弁当は北海道、焼きそばバゴーンと屋台十八番は東北でしか売ってないですよー!と、地元の方にお伝えしたい。これ結構びっくりされる。
そしててくてく歩いて向かった柳ばしさん。
しょうが醤油で頂くメンチカツが評判のお店で、存在を知ってから行きたくてうずうずだったので札幌から舞い戻りました。
普通に看板商品を頼んだらいいのに、よくばってチーズメンチカツ定食をオーダーしました。食いしん坊あるあるです。
メンチカツはふんわりしてて、ぱくぱくいけます。ただ、チーズが無いほうが素直にしょうが醤油メンチカツを味わえる!と感じました。ソースで頂くのであればこのチーズメンチカツ、食らいつけ!そして火傷して悶えよ!でしょう。
想像より小さいと感じたのですが、それは多分わたしがよく食べるから。あと、ボリュームが売りじゃないお店に現場のようなメシを期待しちゃってたからだと思う。体力使う系男性向けだと思ってたので、オーダー時にご飯少なめでお願いしてしまったせいもあるかなぁ><
ノーマルメンチカツ定食ご飯大盛をゆっくりたっぷり食べるためにまた行きたいお店です。小鉢で白米をもりもりいくんだ~!
レギュラーメニューはこんな感じでした。普段は混み混みらしいのですが、この空席っぷりを味わえるのが開店前から並ぶ人の特権だと思ってます。
小鉢も充実してて美味しかった!ご飯がどんどんなくなりました。メンチカツのおかげもあってご飯の減りが早すぎて、おかずの減り具合と白米減少のペースを合わせるためにちびちび食べた。ペース配分って大事。
そんな感じでお値段がゼロ一個足りないんじゃない?って小鉢に、ご飯を小盛にしたことを大後悔。10円って、いまどきチロルも買えませんよ。うまい棒ですよ。
昔のメニューじゃなくて、本当の本当にこのお値段です。(2017年6月)
このお店が近所に有ったらご飯作るのがめんどうなときに行くのになぁ。
ほんで全部のメニューが美味しそうだから制覇して、お気に入りメニューを見つけて「いつもの!」ってオーダーしてみたい。です。
今度こそ小樽に向かいます。