目指せ青森南部地方、東北縦断食べ旅 その4 漬け丼と十和田湖冬物語
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2017年2月の出来事です
翌朝は事前に下調べをしていた漬け丼が美味しいというお店で朝ごはんを頂くつもりで早起きしました。
開店(朝6時?)ちょい前に着いたらもう開いてて、入店したら二番手でした。
伺ったのはみなと食堂さん。
ヒラメの漬け丼で人気らしいのですが、限定5食というヒラメのエンガワと刺身半々漬け丼をお願いしました。
早起きして開店前に到着する楽しみは、こういう限定ものにかなり確実にありつけることです。
うつくしい丼と、おつゆと、つけ合せは長いもの細切りでした。
タレが底にあるのでよく混ぜて食べてくださいね、とのことだったので、わしわしとかき混ぜまして、超高級TKGにしていただきました。
うんま!!うんまあああ!!!!とスノーブーツを履いた足をバタバタさせたら床がドンドン鳴って自粛。すみませんでした。
熟成されたヒラメのお刺身とこりこりして脂がじんわりなエンガワが美味しいのはもちろんのこと、タレが素敵でした。
お醤油の風味、塩気、みりんお砂糖の甘み、それからおそらくにんにくあたり、それがどれもチームワークを保っていて、なんなのこれえええって。おうちで再現したいけど絶対割合分からない。くーーーっ><
タレって一番好みが分かれやすくて、どれか一つの味覚が「んーちょっとこれが強い(または足りない)かなぁ」って感じることがあるのですが、えーと、ちょっと甘い、しょっぱい、香辛料きつくない?っていう、そういうのが無くて、タレだけを売ってたら買うレベルでした!
最後の方はお行儀悪いけどかきこむ以外にどうしろと?って感じで太刀打ち出来なかったの。
うおーーーおおこれは実食してください><
ガンさんのオーダーは限定7食とやらの漁師丼。
これまた具沢山、全部美しそうっていうか美味しいに決まってますよ。
エンガワが乗ってなさそうだったので2~3切れほどお裾分けしたら、カニの棒肉を一つくれた。菩薩かよ。
漬け丼最高だったのです、本当に最高です。是非行ってください。わたしが行かないときに。だって混んだらやだもの。こういうところ、食べ物に関しては心が狭いです。えっへん。
それから、地味にわーーーってなったのは、こちらのおつゆは高野豆腐(現地では凍み豆腐?)が入ってるんですよーーーー!
高野豆腐スキーなわたしとしては、とっても嬉しかったです。高野豆腐大好きすぎて、自作もしてますので、これは本当にうへへへへへってなった、うへへへへへへ。
食べ終わってふはふはまんぷくしあわせ~ってなりながら、時間調整のためにちょっとだけ種差海岸を散策して、枯れ枯れの芝生をふみつつ磯へ打ち寄せる波に見入ったり。
暖かい時期にハイキングしたいなぁ!
グーグル先生のナビが生活道路っぽいとこばっかり案内してくれやがって、この道で大丈夫かな?と不安になりつつも1時間半くらいで到着。
真っ白な駐車場に車を停めて、ちっと歩いて会場に向かいました。
でっかい雪壁がお出迎え。吹雪いておるね。
めげずにちびっ子に混じってソリ遊びとかもしたのですが、こけてひざを打ったりそれでなくても寒かったりして、お腹もぺこぺこで、さらに急にもっと吹雪いてきて、このままだと凍え死ぬから温かいものを食べようと、飲食エリアでせんべい汁を頂きました。
煮込み時間が短めだったのか、おせんべいはすこし硬かったけど、具沢山で体も温まりまして乙女の像へ。
途中、道はつるんつるんだし、お店やってないし、とっても心細くなりましたよ。熊が出てきたらどうしようって怯えつつ歩いてました。会場から徒歩20分くらいかかった。
着いた!この雪!
地元の方からしたら見慣れた光景かもしれませんが、淡水湖のはずの十和田湖が、
流氷が打ち寄せる北国の海みたいな感じになってて、いや、本当の流氷見たことないんですけどね、澄んだ湖水と氷の塊のグラデーションにまたもや見惚れてしまいました。
そうそう、この旅で一番寒い思いをしたのはこのエリアです。
そして飛行機スキー熱が騒いでまた大移動で、三沢の航空科学館をねじこみましたのよ❤
なので続きます