浦村にてカキ小屋デビュー、焼き牡蠣蒸し牡蠣食べ放題
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2017年12月の出来事です。
その存在を知ってからずっと恋焦がれていた存在、カキ小屋。新鮮なカキをお値打ち価格でもりもり食べられる、夢のような場所です。
カキの養殖が盛んな地域ならだいたい全国どこにでもあるようです。
地域によってシステムが異なっており、わたしが調べた限りですが、基本的に数または重さでの量り売りが多いようでした。場所によってはお肉や野菜の持ち込みOKだったりして、こういうの大勢でわいわいやったら絶対楽しい。
カキ小屋デビューはカキだけでお腹一杯になってみたかったので、大人一人2~3,000円でカキ食べ放題というシステムを採用している三重県の浦村地区に狙いを定めました。
浦村地区はこんな感じのお店が多かったです。
- 大人一人2~3,000円でカキ食べ放題
- 制限時間は60~120分
- 養殖業者などの水産関係の会社直営
- 調味料持込自由
- カキご飯やカキフライがついてくる
さすがのカキどころ、お店が多すぎてどこにしていいか分からなかったので、お店選びのために金額、時間、カキの調理方法、自分で調理かお店の方による調理か、セットでついて来るもの、などなどの一覧表を作成。この情熱を人類の役に立つ分野で生かせていたらわたし今頃きっとノーベルなんとか賞を獲ってたと思う。
字が汚いので画像をめっちゃ縮小してます^^;
希望していたのは、こんな感じです。
- ご飯やフライはセットじゃなくてもいい
- 蒸しも焼きも食べたい
- 食べることに集中したいし中ったら怖いからお店の人が調理してくれるところ
- 60分だと足りない気がする
この条件を満たしたお店はこちら。
養殖業者さん経営です。
いそいそと予約を入れたら、普段は大人一人90分で2,500円のところ、3周年記念で500円引きの2,000円とのこと、ひゃっほーーーい!!
お店も決まったので次は持ち込み調味料の準備です。ポン酢と醤油とレモン汁はお店に備え付けがありますが、せっかくなのでいろいろ試してみたい!と、何でもかんでも持って行きたがったわたしの希望をガンさんが吟味してくれました。これでも当初の希望の半分くらいです。
乳製品系も絶対合うと思ったのですが、それは自分で焼くときにじゅうじゅうさせた方がいいかなと、やめて置きました。
一通り保冷剤と共に保冷袋に突っ込んでうきうきと向かう道中、シャッター通りだったおかげ横丁に立ち寄りました。
目的は食べ歩き、前回のリベンジです。食べ放題の前だというのに、おやつにあわび串とえびまよ棒とたこ棒を食べました。
写真撮り忘れましたが、あわびは柔らか、たこ棒はしょうががきいていて美味しかった!揚げ物はまる天さんでゲットしました^^
リアス式海岸(昭和生まれなのでこの呼び方がしっくりくる)に沿ってパールロードを進み、鳥羽駅付近で水族館に行きたい!と思いましたがカキが待ってるから、と我慢しました。
マルマ本店さんは2部入れ替え制で、予約のみなさんが揃って時間になったら席に案内されて、お店の方から説明がありました。
焼き牡蠣は焼き場の前にトレイを置いたらお店の方が焼けたらよそってくださる、蒸し牡蠣は蒸しあがり次第どーんとここに置くので自分でよそってね、とのことでした。
テーブルの上には軍手や貝開け器、お箸がセットされていて、あとは牡蠣が食べごろになったら取りに行って食べるだけ。
そしていよいよ食べ放題の開始です。
左が蒸し牡蠣、右が焼き牡蠣、一回でよそえる量はそれぞれ10個以上有ったのですが、むほーむほーと食べてしまってから写真を撮ったのでこの有様です。
最初の一つはそのままで味わい、次にポン酢、あー、定番最高!そして3つ目に試してみたレモスコがわたしの好きな組み合わせでとても気に入りました。基本レモスコで食べてあとは調味料なしか他の調味料を試すというスタイルでした。
焼き牡蠣は水分が抜けている分、旨みがぎゅっとつまってて香ばしさもひとしお。蒸し牡蠣はジューシーで磯の香りとツユを堪能できました。焼きも蒸しも調味料無しでも美味しくて、あっという間に食べてしまって、おかわり!!の間の待ち時間に生牡蠣をオーダーしました(別料金、1つ100円、安っ!)。
これをちゅるんと、ちゅるんと~~~~><
まずは磯のすがすがしい香り、そして生牡蠣独特の歯ごたえ、それから広がる牡蠣様の旨み……。このぷるぷる感は罪です、罪!
そんなこんなで黙々と食べ、食べ放題開始1時間を過ぎたくらいで満腹になりました。一人60個は食べてました。
わたしの殻入れはこんな感じ。
美味しかった~!
一点だけ注意点を挙げるとすれば、蒸し牡蠣の殻を開けるときに火傷しそうになることです。
焼き牡蠣は殻のふちが開いていることが多く、さっと剥けるのですが、蒸し牡蠣は殻がぴったり閉じていて、えいっとこじ開けると、向きによっては中から熱々のおつゆが……。軍手をしているのでそれに沁み込んでさらに熱いという惨事が……。
目の前の海で獲れた新鮮で美味しい牡蠣を思う存分堪能出来、次のシーズンにもまた行きたいです。
交通費のことは考えたらダメ!