蟹々を食うさと、神々のふるさと山陰 その3 おカニ様にお目通り@境港
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2018年2月の出来事です。
夕方に無事にガンさんに拾って貰って、当日の宿に荷物を置いて向かったお店は「味処 美佐」さん。
www.sakaiminato-misa.server-shared.com
予約の際に松葉蟹と紅ズワイガニでお腹一杯になりたいですとお伝えしたら、松葉蟹1名2枚コースと紅ズワイガニ1名2枚コースを二人でシェア、というのはいかがでしょうか?と提案してくださったのでそれでお願いしました。
宿からてくてく歩いて10分弱だったかな、住宅街に溶け込むようにお店がありました。
宴会の方がたくさんいらっしゃった中、案内されたのが個室の和室のテーブル。
この仕様大好き。お座敷だと足がしびれちゃうし掘りごたつだと出入りがし難い、洋室のテーブルはなんか落ち着かない。ユニバーサル!
前菜です。赤バイガイ、酢の物、ゴマ豆腐、ベニズワイボイル。だったかなぁ。
お造り。
上から順に、かつお、生さば、さごし、すずき、アジ、赤バイガイです。全部美味しくて悶えたのはもう書くまでもありませんが今回のお皿はわたしの好みで生さばバイガイ、すずき、が3強でした。
日本酒メニューはこちら。
境港の酒蔵の千代むすびさんのお酒がいろいろありました。
どれがいいか迷ったので店員さんに蟹料理に合う日本酒でオススメをお願いします、と頼んだら、そのまんま。
笑っちゃった。
実際によく合いました!
念願の拝謁タイム~。まずは活けの状態でお出ましでした。
お、おカニ様ぁぁぁぁぁぁ!!高級そうな腕輪を着用なさってますね!
活カニさんたちは一旦さげられてお色直し、先に松葉蟹の甲羅だけ届きまして焼きで楽しんでくださいと。
お味噌おおおおお;;
この甲羅をじゅうじゅう焼いている間におカニ様がこの状態で到着しました。
ぎゃーーーーーーー!!ここは極楽!?食べる前からハスの花が見えそう;;
刺身でも焼きでもしゃぶしゃぶでもお好きなようにどうぞと言われてまずはお刺身食べ比べ。
足の身を口に納め殻を引っ張るとぴーっと抜ける筋、たまりませんなぁ。
松葉ガニはやっぱり繊細な肉質とほんのりとした甘味が素晴らしい!
ベニズワイガニは松葉ガニと比べると身が細目でしたが、ズワイガニよりも甘くてジューシーに感じました。
ハサミはしっかりた繊維のぷりぷり感を楽しみ、そしてそして肩がとろっとろのとろっとろ~~!!
肩を生で食べたのは初めてで、こんなに美味しいのか!!と悶絶、上半身をくねくねさせちゃいました。
このまま全部刺身で食べてしまいたかったくらいです。
焼いていたお味噌がいい感じになり。
美味しいよう美味しいよう、とそのまま食べたり、身に絡めて食べたり、もちろん甲羅酒をしました。
この後は焼きガニとしゃぶしゃぶを堪能。手がカニにまみれてたのと食べるのに必死で画像がありません。焼き蟹の凝縮した旨みと香ばしさ、しゃぶしゃぶの甘み、最高でした……。
食べている間、殻が上手にむけなかった細い部分を出汁になるからとりあえず鍋に入れておけーと入れていたのです。
〆の雑炊は厨房で調理するからと一旦鍋が下げられ、戻ってきたときにはぜーんぶきれいに身を取り出してくださって、盛り付けてあったのです。
これには感動!でした。
お腹一杯のはずなのに雑炊もしっかり食べてしまい、最後にプチデザートもありました。
食べきりサイズで助かった^^;
こうやって自分好みの食べ方で、しかもおカニ様でお腹一杯になれて、店員さんにタグを持ち帰りたいと伝えたら洗って水気をとって持ってきてくださって、大満足。
とってもしあわせな晩ご飯でした^^
また行きたい!