岩牡蠣をくうさと、神々のふるさと山陰、ふたたび その2 コロッケ愛そして昭和の電子レンジを思い出した
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2018年5月の出来事です。
やまいちさんで鱈腹飲み食いした翌日は松江観光です。
旅館以外に滞在するときは食事は付けずに魚市場に行くのが好きです。
海沿いの町に行くことが多く、地元の市場は夜明けからやってるパターン多いですが、そういう市場がない場所だとお店探しはまったくはかどりません。
事前の情報収集でこれだという情報が無くて、それでも早朝から開店している地元ならではの飲食店にたどり着いたとき、ドラクエのレベルアップ音楽が脳内に流れます。自分にしか聞こえません。
わたしの調査不足で今回の松江では早朝にお邪魔できる市場が分からず、んー、これはどうしよう、とりあえず朝起きたらとうふちくわ食べよう、と、地元スーパーでとうふちくわを数本買い込みました。
寝起きの空腹をとうふちくわでなだめてから向かったのは、お肉屋さんのコロッケスキーとしては、はずせないミートショップきたがきさん。
お持帰りメインななので、食べ歩き用に何にしようかなーと悩みました。
ショーウィンドウには精肉はもちろんのこと、美味しそうな揚げ物がずらりと並んでおりましてー。
コロッケとミンチカツを1個ずつゲットしたのですが、お店を出て10mも歩かないうちに完食してしまい、ガンさんにおかわりを所望しました。
お店の方に、「もう食べちゃったのですか?」って言われたそうです。ごめんなさい。食べちゃいました……。
しっとりしてとろみすら感じるジャガイモ生地に大きめミンチがゴロリと入ってて、衣はさくさくです。うっほうっほうっほっほ、美味しいに決まってるじゃないですかー!!
お肉屋さんのコロッケにしてはいいお値段ですけどごろっと入っているお肉は確か島根和牛だったはず。高級コロッケとしてはリーズナブルだなぁと思える素敵コロッケです。コーミソースに浸して冷ご飯にのせるかロールパンにはさんで食べたくなりました。
共働きの家庭で育ちまして、土曜日は半日授業があって、家に帰るとお肉屋さんのコロッケやマルシンハンバーグや焼き魚が戸棚に入っていて、自分でご飯(冷えたやつ)をよそって食べてました。
当時の電子レンジの操作はすごくアナログで、まずはぐるぐる水平方向に筒状のメニューを回して、目的の分野で回すのを停めて、次に縦方向で調理時間をダイヤル調節とかなんかいろいろあって難しかったのです。
家にあったのはナショナル製だったような。ま、腹ペコ小学生にはダイヤル調整が意味不明で、温めないまま食べてました。
おかげさまで今でも冷ご飯と塩さばの組み合わせ大好きです。
コロッケは冷凍品の販売もしてて、自宅で揚げ揚げしてみようかなぁとも思いましたが揚げ物は後片付けがめんどくさいのでどうじゃろう。冷凍庫の肥やしにしそうだなぁ。
という葛藤をしまして、小泉八雲がお散歩してたというお稲荷さんにおじゃましました。
石造りの狐像がちらほら。
こじんまりとしているのにこうやって見所もある、素敵な神社さんでした。御朱印は時間帯が決まっていて、頂けずでしたが、この時間は不在ですと張り紙があったのはとても助かりました。またいつかお邪魔しますねー!
そしてお邪魔します八雲さん家。ずかずかと上がっちゃいますよー。
全部ふすまや障子で、縁側で夏に西瓜食べたいなぁ、かつてのおばーちゃんちみたい!という雰囲気のおうちでした。
八雲さんが住んで居らしたときは今より少しは涼しかったのかなぁ。
お手入れ大変そうなので、わたしが住んだら草ぼーぼーになって台無し、蚊がわきまくることでしょう。
こちらは八雲さんの執筆机だそうです。サイズは少し圧迫感あったので、大きいんでしょうね。
足、長かったんだなーって実感しました。
観光日記はあんまり力が入らなくてすみません。
次回はお蕎麦です。岩牡蠣はまだまだです><