汗にまみれた福岡 その1 ごめんね水炊き@橙
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2017年7月の出来事です。
何かの記事でとり皮ぐるぐる巻きという食べ物の存在を知ってからずっと食べてみたいと思っておりまして、本場の水炊きもラーメンも所望します、なのでいつか必ず行きたいと思っていた福岡。
虎視眈々と機会を狙っていたら、ガンさんに九州ドサ周りのオファーが舞い込んだため福岡にいる時に合わせて行ってきました。
今回は黄色!金運アップ希望。
福岡空港で滑走路トラブルがあって着陸が出来ず、上空旋回待機で結局到着が30分くらい遅れました。
ダッシュで予約を入れていた水炊き屋さんへGO!余裕を持って予定立ててたから充分間に合った。
食事メニューは水炊きと唐揚げと〆のみという潔さ。
お通しは蒸し鶏のゴマ和えで、食材はバンバンジーと同じなのに、和のテイストでごまの香りが豊かでした。これだけをちびちびおつまみにしてお酒が飲めそう!
続いてお鍋さんの登場~♪
こちらのお店は店員さんが調理と取り分けを行ってくださいます。
最初に、ちょっとスープを味わってみてくださいと言われて、
お味は濃厚なのにすっきり軽やかな鳥スープ、おいしくてぐほーぐほーと悶えた。テーブル席じゃなくて座敷だったらローリングよ。
あ、この色、覚えておいてください。
モモとスネから頂きました。やわらかジューシー。
続いて、胸と手羽元。比較的あっさり。
唐揚げもいただきました。
もちろん飲んでます。
おちょこの底に店名がデザインされていてかわいかったー!
で、つくねが入りまして、
つくねが煮えるまで砂時計で時間を計ったのも楽しかった。まだかなまだかなってワクワクでした。鍋の向こうの薄緑色の物体が砂時計です。
待っている間は鳥スープ風呂に浸かっている気分になれるくらい鳥の香りが充満してました。
で、このつくねが出色!!(器のふちについているのは柚子胡椒です。)
挽き加減の違うお肉を混ぜているのか、よく知っているいかにもつくねらしい食感のフリをしているくせにあらびきの歯ごたえがありました。さらにしょうがのみじん切りが混ぜられていて良いアクセントに。他のお店の水炊きを食べたことがないのでなんとも言えませんが、今のところわたしの人生で最高に美味しかったつくねコンテストでダントツの暫定一位を保っています。このつくねを焼いてタレと黄身を絡めて食べてみたいよ。
で、つくねを煮た後のスープがこちら。
色が濃くなっていて、濃厚さが増しているのが見た目だけでも分かります。
お味は、お花畑が見えるくらい美味しかったです。くどさや臭みとは無縁で、旨みと香りがぎゅっとつまってました。
お野菜が入りまして、
千鳥の形のにんじんがかわいくて食べるのがもったいなかった!食べたけど!!
かなり満腹だったので、〆はパスしようとしたらそうめんを食べないのはもったいないとお店の方に教えていただき、一人前だけお願いしました。
ニラ醤油を好みで加えて食べるのですが……。
美味しすぎてそうめんを一気に食べ切ってしまってから、あ、写真撮ってない……と思い出して撮りました。こちらが橙の水炊きスープ+ニラ醤油、そうめん抜きです。
雑炊もそうめんも美味しそうだけどあと少ししか入らないよぅと〆に悩んだらそうめんをオススメします!
お鍋もきれーに空にしたと思いきや、くずきり一本忘れてますね……。
いやぁ、美味しかった!
家でやろうとしても同じようには行かないじゃろなぁ。うーん、鍋の季節には週一ペースで食べたい味です。
水炊きなんて鳥を茹でただけでしょー?と軽く考えててごめんなさいと水炊き様にごめんなさいと謝り、店員さんにもその通りにお伝えしたら、「私はずっと福岡に住んでいるのですが、ここの水炊きを食べるまでは同じように思ってました」と笑ってくださいました。やさしい。
それから、これで座敷だったら……。悶えてローリングしてお店破壊してたと思う。カニ以外でこんなリアクションにをしたくなるなんて!ってお店でした。
これだけのためにまた福岡に行きたい!絶対行く~~~><
夜の居酒屋のことも書きたかったのに、水炊きの感動が凄すぎてたどり着けず。