目指せ青森南部地方、東北縦断食べ旅 その6 一生に一回わんこそば
※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2017年2月の出来事です。
青森南部地方突撃最終日、すっかりファンになってしまったみなと食堂さんに伺う気まんちくりんだったのですが、日曜日だったので定休日だそうで。
うおおおおおん;;
わたしはおなかが空くと元気が無くなるので、ガンさんが軽く朝ごはんを食べようよと八食センター再び。
軽く、軽ーく。
軽く食べた!軽く!
やっとおなかが落ち着いた!と安心したのですが、お互い月曜日からお仕事なので、とにかく無事に帰着せねば!とまたもや移動。
ガンさんは関東でのお仕事が残ってたので、微妙な地点でわたしは飛行機で帰ることにしました。
新幹線代より飛行機のほうがお値打ちだったらそっち使うでしょー作戦です。
そんなこんなで盛岡名物を調べたら、じゃじゃ麺とわんこそば。
んじゃわんこそばいっとく?となって、老舗店にお邪魔しました。
看板が達筆過ぎて読めない。
中は広かったけど満席で、地元在住と思われる方々はふつーに天ぷらそばとか山菜そばとか、食べてなさった。お蕎麦屋さんだから当たり前か。
わんこそばを食べたい人をまとめて捌いてるみたいで、前に待ってた6名くらいのグループと一緒に案内されました。
わんこそば席!
この紙エプロンの下に薬味のとろろ、だいこんおろし、もみのり、海鮮などが準備されています。写真とり忘れたけど。
いろいろ説明をしていただいて、いざ勝負!
ほんとうにギブアップしないとそばが降ってくる。
飲み込むように食べ、各種薬味で味変しつつ頑張ったけどどうにも飽きてしまって、蓋でおかわりをガードして54杯。
一生に一回でいいや。
今は観光ネタになってるけど、炭水化物を食べまくるってことは地元のハレの日の風習だったのかなぁとか思いました。
そこまで調べてないので真実は不明。
時間にかなり余裕があったので宮沢賢治記念館にも行きまして。わたしは有名な作品を一通り読んだ程度ですが、それでも宮沢さんの言葉と世界観に酔いしれることができました。
いちばん好きな作品は「やまなし」。クラムボンがかぷかぷ笑うんですよ?響きがたまらん❤のですが他の名作は多分一回くらいしか読んだことがないです。
中はなんだか宇宙を感じさせる展示方法で、どこから見ても楽しめました。正直何所から見たらいいのかって分かりづらいって欠点もあるかもな。写真とり忘れ。
宮沢さんがどれほど多才だったのかまたその才能や体験がどんなふうに作品につながって行ったのかが良く分かり、ファンでなくとも一度は訪れる価値ありです。
その後順調に花巻空港にドナドナ輸送され、食べ物も風景も酒も人も全部好きになった東北、またいつか絶対来ようと心に決めてFDAに搭乗。赤い機体でした。
初のFDAだったのですが、小型ながらも座席は想像よりゆったりしていて、機内誌の地図と窓の外の風景を見比べつつ今どの辺りを飛んでるのかな~と楽しく過ごせました。そうそう、機内サービスの緑茶がめちゃくちゃ美味しいのでオススメです!他にはりんごドリンクとコーヒーがあったかな。
国内線だから降りたらそのまま出られるし、名古屋空港は主要駅へのアクセスもいいのでこれは便利だと、FDA旅に目覚めるきっかけとなったフライトでした。
今回の足跡