食べ旅

旅先や日常で食べまくっている日記。たまに観光もしてます

衝撃のうなぎ 田代@愛知県瀬戸市

※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2017年1月の出来事です。

 

そうだ、うなぎ、最近食べてない!

ということで、東海地方でうなぎのおいしいお店を鬼検索してみつけた田代さん。

愛知県の瀬戸市にあります。

瀬戸市はその名の通り瀬戸物の産地で、昔から職人さんがスタミナを付けるためにうなぎが好まれたとのこと。

今だと将棋の藤井さんで有名なのかな。

下調べによると、開店後は2時間待ちはざららしく、お昼時に食べたいなら10時には行って紙に名前を書くことが重要とのことでした。

開店が11:30なのでどっちみち待つのでしょうけど、素直にそれに従い10時ごろお店に着いたら、ウェイティングリストがぽっつーんと有ったので、名前を書いておきました。

ちなみに土日ならお店の裏の広場が無料駐車場として開放されています。このときは時間制限が無かった気がするのですが、後日再訪した際には2時間の時間制限ができてました。

リストに入店目安時間が記載されていて、この日名前を書きにいった時点で12時半の入店になるようでした。結局2時間待ちってことですね^^;

まぁ、お昼時に食べたかったからいいのです。とりあえず徒歩圏内の「瀬戸蔵」という焼き物まみれな施設でいろいろ見て時間を潰しを頑張りました。

 

一階では陶磁器がどどーんと売られていて、あれいいなこれいいなと見るだけ見て、二階の資料館へ。二階を見るのには入場料がいくらか必要でしたが、ボランティアの方が道具や歴史、製法についてなどいろいろ説明してくださって、すごく面白かったです。

中でもべっくらこいたのが、陶器のレースのお人形。

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これ、全部陶器なんですよ!布にしか見えない~。

本物の布に粘土を染みこませて焼くと、布は燃え尽きて無くなって、陶器部分だけが残るんですって。

12時過ぎに再度お店に着いたら、もうちょっと待ってて、とのことでしたが先に注文を聞かれました。

こちらのメニューから、

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鰻丼(上)をセレクト。あとは肝焼きがあるか聞いたら、「出来たらでいい?」と言われました。肝の数が揃わないと出来ないから、とのこと。もちろんそれでもお願いします、はい。

 

待っている間も大将のみごとな焼きっぷりを見ていられるので退屈しません。

写真撮っていいですか~?と聞いたらもう慣れてらしてどうぞどうぞ!とのお返事だったので遠慮なく。

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生きたうなぎをさばいて串に刺して焼き場に、そして焼き加減は直接手で触って確認という荒業をリズミカルにこなされていて、思わず見入ってしまうこと請け合いです。

 

20分ほどして名前を呼ばれて4人掛けのテーブル席に案内されました。結構狭いので、体格の良い方が4人掛けるのは難しそう。

上着を脱いで、店内に充満しているうなぎの香りに鼻をひくひくさせていたら、すぐに鰻丼(上)が到着しました。

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ボリュームにべっくらこですよ!この、丼からはみ出る肉厚うなぎが3枚、1匹半分乗ってます。

これは実際に見ていただきたいのですが、一番厚いところは1cm以上!

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お吸い物はインスタントですが(笑)。

半身を箸で持ち上げて(←箸で持ち上げられるのにも驚いた)豪快にかぶりついたら、さくぷりふわほくじゅわーな食感で、うん多分何言ってるか分からないと思うけどほんとこんな食感で、ガンさんと思わず目を見合わせて二人してウンウン頷いて、あとは無言で文字通り食らいつきました。

ワイルドなうなぎなのでこの食べ方でいいのです。口の周りにタレがつくけど。

途中で、「はい、肝焼き」ですと!やったーい!!

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やっぱ肝も好き❤

焦げているように見えますが、焦げ臭さはありませんでしたよ~~!

うなぎのボリュームがほんとすごくて、最後は米が足りなくなっちゃったけど、ここで米追加したら食べきれないと思ったので、贅沢にうなぎだけを味わうという至福。

キレイに平らげて、大満足でお店を後にして、岐路につきました。 

 

あー、書いているうちにまた食べたくなってきた……。